排水に含まれる重金属イオンの処理 (JKS)

排水に溶け込んだ重金属イオンの処理には、硫化カルシウム(CaSⅹ(Ⅹ=6~12))を成分としたJKSが最適です。

現在ご使用の機械、施設で使用可能ですが 利用方法、使用方法などお問い合わせ下さい。

JKSとは

JKSは消石灰と硫黄の反応により製造され硫化カルシウムを主成分とする塩基性(アルカリ性)溶液であるため、この希釈溶液を金属を含む廃液に加えると硫化物沈殿が起きます。硫化物沈殿に基づく分離分析法(安定分析法)の第1属、2属、4属の元素のこれに該当します。

JKSの使用メリット

☆作業が簡単

排水に含まれる重金属イオンの処理は廃液にJKSを入れて撹拌するだけです。

☆河川に放流可能

キレート剤やゼオライト剤等の吸着剤のような後処理(凝集剤で沈殿させ産業廃棄物処理など)は必要ありません。但し、排水基準項目のCODやBOD等の処理が必要な場合はJKSで重金属を取り除いたのち、別途排水処理が必要になります。

☆2次汚染の心配も不要

JKSは有害物質を含まないので、2次汚染を招く可能性がありません。

☆処理不良の発生もなし

性状が溶液であるため、混合性が非常によく撹拌不良による処理不良が起きません。

JKS剤の安全性(人体への影響)

溶液は水であり揮発成分は含んでいません。成分は硫化カルシウム(CaSⅹ(Ⅹ=6~12))で無機溶剤で人体の 影響は与えません。JKSは身近な一例として、硫黄単純温泉成分と考えられます。 (但し、アルカリ溶液であるため長時間皮膚に接触すると炎症やかぶれを起こすことがありますので、注意は必要です。)

重金属イオンをJKSで処理した場合   (土壌溶出実験資料データ参考)

試料名 重金属溶出量(mg/㍑)      ND:定量下限値未満
六価クロム ヒ素 水銀 セレン シアン
処理前 0.003 1.3 0.001 0.0005 0.015 0.05
JKS処理後 0.001 ND ND ND 0.003 ND
(定量下限値) (0.001) (0.005) (0.001) (0.0005) (0.001) (0.1)

土壌環境基準による溶出試験(H3環境庁告示第46号)     

土壌溶出量基準 0.01 0.05 0.01 0.0005 0.01 検出され
ない事

JKSと従来処理の比較 (シアン化合物の場合)

従来のシアン化合物処理とJKSを使用した場合の比較
JKSを使用した処理した場合は、設備も簡素化でき、他の薬剤の使用量も少なくなりことからコスト的にもメリットが生まれます。

JKSで排水に含まれる処理可能な重金属イオンの種類として

カドミウム及びその化合物    六価クロム化合物    シアン化合物

水銀及びその化合物        鉛及びその化合物    砒素及びその化合物

下記、項目処理は直接お問い合わせ下さい。 
セレン及びその化合物 フッ素及びその化合物 ホウ素及びその化合物

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